会長あいさつ


富士市歯科医師会会長
 太田 義隆

 

 一般社団法人 富士市歯科医師会は現在111名の会員により歯科医療を通じて地域や社会に貢献する組織であります。取りも直さず、我々が地域や社会に貢献すると言うことは、一生を通してライフステージに合ったシームレスな歯科保健事業を行なうことであります。

 歯科健診事業として初産の妊娠後期に行なうお父さんお母さん教室での妊婦健診から始まり、1歳6か月児・3歳児健診、保育園・幼稚園健診、小学校・中学校・高等学校健診、事業所健診、40・50歳を対象とした節目健診、60・70歳代を対象とした8020健診、80歳を対象とした高齢期健診を行なっており、市民のむし歯、歯周病、口腔がん等の早期発見、早期治療を進めております。また、行政が掲げる健康ふじ21推進事業の歯の部門では歯科講演会の開催、執筆にも協力しております。

 今まではむし歯、歯周病予防を中心とした歯科保健活動を中心に長きに渡り我々が実施してきた活動でありますが、現在の日本は世界に類のない少子超高齢化社会では高齢者の口腔状態の悪化が起因とした「口から食事を取れないまたは取りづらい」等のいわゆる咀嚼(食物を美味しく噛む)、嚥下(噛んだ食物を飲み込む)困難者(口腔弱者=オーラルフレイル)の予防が今後の我々の使命となります。すなわち、食の五感(視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚)を活かし美味しく食事を摂り、日々の活力を補い健康な生活を送ることをサポートすることであります。

 市民の皆様には本ホームページを活用いただき、一生口から食事が出来るようまた元気で健康な生活が送れますよう願っております。

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